医療保険制度とは、もしものときの病気やけがの治療による経済的負担を軽減するため、負担能力に応じた保険料を出し合い、治療費に充てる助け合いの精神をもとにした制度です。
国民皆保険制度
国内に住所のある方は、すべて何らかの公的な医療保険に加入しなければなりません。
これを国民皆保険制度といいます。
公的な医療保険とは、次の保険のことです。
公的な医療保険(主なもの) | 加入者 |
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国民健康保険(国保) | 自営業者、会社を退職された方など |
政府管掌健康保険 組合管掌健康保険 | 会社員の方など |
国民健康保険組合 | 医師、歯科医師、食品業、建設業関係の方など |
各種共済組合など | 公務員、私立学校教職員の方など |
船員保険 | 船員の方など |
※民間の生命保険や医療保険に加入していても、公的な医療保険に必ず加入しなければなりません。
国民健康保険に加入する人
職場の健康保険や後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護を受けている人以外は、すべての人が国民健康保険の加入者となります。
※ 外国籍で、職場の健康保険に加入せず、3カ月以上日本に滞在する人も含みます。
※ 退職等で職場の健康保険などの資格が喪失してしまった場合は、職場から送付される『健康保険の資格喪失証明書』等を持参し、国民健康保険加入のお手続きを行ってください。
※ 国民健康保険加入者で、職場の健康保険等に加入された人は、新しい保険証交付後、国民健康保険の喪失の手続きを行ってください。
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75歳になったら、後期高齢者医療制度に変わります
75歳の誕生日からは、後期高齢者医療制度の被保険者に切り替わります。
75歳の誕生日からは、事前にお渡しする後期高齢者医療制度の新しい保険証を使用してください。
※ 一定の障害がある65歳から74歳の方も、後期高齢者医療制度の被保険者に切り替えることができます。
※年齢到達以外における後期高齢者医療保険制度への変更申請は事前にご相談されることをお勧めいたします。
一定の障害とは・・・国民年金法等障害年金:1・2級
身体障害者手帳:1・2・3級及び4級の一部
精神障害者手帳:1・2級
療育手帳:A
適用年月日・・・・ 認定を受けた日から