長洲海岸地先では、平成27年長洲町・福岡大学・熊本北部漁業協同組合との産学官連携事業協定により福岡大学が研究を進めている「フルボ酸鉄シリカ資材(水質浄化作用)」を活用し、干潟再生へ向けた実証実験・研究を実施しております。この取り組みが、有明沿岸地域に広がりを見せる中、平成30年8月には、長洲町・福岡大学・熊本・長崎・大分県内の9市町並びに熊本県と有識者で構成する「水産振興及び干潟再生協議会」の設立をはじめ、これまでの取り組みが評価され、「肥後の水とみどりの愛護賞」受賞しております。
そのような中、9月18日(火曜日)に中逸町長が福岡大学を表敬訪問し、福岡大学の山口学長 星乃副学長 研究推進部産学官知財課 白石課長 渡辺教授と会談されました。会談では、当町と福岡大学との更なる連携を強化し、今後も干潟再生及びあさり資源の回復をはじめ「水産振興及び干潟再生協議会」での干潟再生へ向けた実証実験・研究の情報共有を図るとともに水産振興への取り組みを推進していくことが確認されました。
【左から山口学長・中逸町長・星乃副学長・渡辺教授】