遠足や運動会、ハイキングなど、イベントが多い季節になりました。
気温が高くなると食中毒が起こりやすくなりますので、食品の衛生的な取り扱いを心がけましょう。
特に注意していただきたい内容をご紹介します。
1.お弁当を作るときは
・必ず食べる当日に作りましょう。
・作る前、食べる前には手をよく洗いましょう。
・食品は、中心部までしっかり加熱し、十分に冷ましてから清潔な箸で弁当箱に詰めましょう。
・お弁当は、涼しいところで保管し、早めに食べましょう。
・食べ残しの食品は、思い切って捨てましょう。
2.バーベキューなどをするときは
生肉にはO157、カンピロバクター、サルモネラなどの食中毒菌が付いている可能性があります。
・生肉と野菜は別々に盛りつけましょう。
・「焼くときの箸」と「食べるときの箸」は区別しましょう。
・肉は中心部まで十分に加熱して食べましょう。
3.ハイキングや魚釣りをするときは
・有毒植物やフグなどの自然毒による食中毒が毎年発生しています。
・見慣れない野草やフグなどの素人調理はしないようにしましょう。
<食用と間違えやすい有毒植物の例>
・バイケイソウ(オオバギボウシ、ギョウジャニンニクと間違えやすい)
・スイセン(ニラ、ノビルと間違えやすい)
・トリカブト(ニリンソウ、モミジガサと間違えやすい)
・イヌサフラン(ギョウジャニンニク、ギボウシと間違えやすい)
<食中毒に関する情報>厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html