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「くまもとふるさと食の名人」認定証交付式~町の伝統料理「御正忌団子(的ばかいだご)」~

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田上蘭子さん(清源寺区)が「くまもとふるさと食の名人」に認定!

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 11月15日、「令和元年度くまもとふるさと食の名人」認定証交付式がホテル熊本テルサで開催され、田上蘭子さん(清源寺区)へ認定証が交付されました。
 これは、県内で郷土の伝統料理などについて、卓越した知識・経験・技術などを有し、伝承活動に取り組む人に対して認定されるもので、このたび、田上さんの作る「御正忌団子(的ばかいだご)」が認定を受けました。
 「御正忌団子(的ばかいだご)」は、御正忌または彼岸につくられる郷土料理で、破魔弓祭(的ばかい)が行われる1月につくるので、「的ばかいだご」とも呼ばれています。
 田上さんは、長洲町地域婦人会の一員として活動し、町内小学校の総合学習・放課後子ども教室や、調理実習などで郷土料理の継承活動を行うなど、学習支援も行っています。
 
 11月21日には、町役場を訪れ、「ふるさとくまもと食の名人」認定の報告を行いました。
 田上さんは「これまで長洲町地域婦人会として一緒に活動してきた皆さんのおかげです。これからも御正忌団子をはじめとする地域の郷土料理を子どもたちに伝えていきたいです」と話しました。
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御正忌団子(的ばかいだご)~ レシピ紹介 ~ 

 
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【材料(24個分)】

 さつま芋        600g~700g

 団子粉         125g~130g

 こしあん        800g~1kg(初心者の場合1kg)

 アルミカップ(楕円形) 24個

 

【作り方】

(1)さつま芋の皮を剥き、1cm程の輪切りし、水からゆがく

(1)   芋が煮えたらざるに返す(ゆで汁を少しとっておく)

(2)   ボールに芋を入れ、熱いうちにつぶす

(3)   芋がつぶれたら、団子粉を入れ、よく混ぜ合わせこねる

耳たぶくらいの硬さになるまでゆで汁を入れ調整する

(4)   耳たぶくらいの硬さになったら24等分し、楕円形に整える

(5)   (4)の混ぜ合わせる間に鍋に水を入れ沸騰させておき、弱火にして団子を入れる。団子が浮いてきたらざる等に取り出し冷やす

(6)   あんこを24等分にし、丸める

(7)   団子が冷えたらあんこで包み、楕円形のカップに入れる

 ◆団子の包み方

 (1)あんこを左の掌にのせ、右手の親指の付け根で伸ばす

 (2)団子をのせ、右手の2本の指で押さえる(これであんこの中に団子が大体入る)

 (3)団子を持ち替えて反対にし、あんこで団子を包み込むように軽く押し込む

 (4)再び持ち替えて団子が見えてる部分をあんこで包む
 
 【ポイント】

団子が数日間柔らかい状態を保てるように芋の分量を多くしているので、団子を湯がく際に、沸騰させない程度の弱火にすることが大切(沸騰したら団子が崩れてしまう)。

芋の甘さがあるので、あんこの砂糖は少なめで良い。
 

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