新型コロナウイルス感染症患者の退院基準等について
新型コロナウイルス感染症は「指定感染症」に定められているため、「新型コロナウイルスを保有している」と判断された患者(陽性患者)は、無症状であっても、「入院療養」が基本となります。
入院療養を経た患者の退院基準については、以下のとおりです。
【有症状患者】
▽発症日から10日間(従前は14日間)経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合に退院可能とする
▽症状軽快後24時間経過した後、24時間以上の間隔をあけて2回のPCR検査で陰性を確認できれば退院可能とする
【無症状患者】
▽【原則】検体採取日から10日間(従前は14日間)経過した場合に退院可能とする
▽検体採取日から6日間経過後、24時間以上の間隔をあけて2回のPCR検査陰性を確認できた場合も退院可能とする
※詳しくは、こちらでご確認ください↓↓
「退院基準となる期間計算のイメージ」厚生労働省
(外部リンク)
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律における新型コロナウイルス感染症患者の退院及び就業制限の取扱いについて(一部改正)」厚生労働省 6月12日通知
(外部リンク)
退院後の日常生活における留意点
退院基準を満たし、医師から退院の許可が出ますと、他の人への感染性がないと考えられますが、稀な事例として、退院後に再度新型コロナウイルス陽性となる方が確認されています。
退院後4週間は、以下の点に留意してお過ごしください。
▷ 一般的な衛生対策を徹底しましょう
・石けんやアルコール消毒液を用いて手洗いをしてください。
・咳エチケット(マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って口や鼻をおさえる、マスクの着用等)を守ってください。
▷ 「3密」を避けましょう
日常生活の中で3つの“密”((1)換気の悪い密閉空間 (2)多数が集まる密集場所 (3)間近で会話や発生をする密接場面)が重ならないよう注意しましょう。
「3密」は1つでもあれば感染のリスクとなります。すべての密を回避してリスクを減らすようにしましょう。
▷ 健康状態を毎日確認しましょう
毎日、体温測定を行い、発熱の有無を確認してください。
▷ 咳や発熱などの症状が出た場合
速やかにコールセンターに連絡し、その指示に従い、外出時は必ずマスクを着用して、医療機関に事前連絡を行ったうえで受診してください。また、受診の際は、あらかじめ新型コロナウイルス感染症で入院していたことを伝えてください。
熊本県新型コロナウイルス感染症専用相談窓口(コールセンター)
TEL 096₋300-5909(24時間対応)
【各種相談先】
<人権に関する相談>
熊本県人権センター TEL 096-333-2299
長洲町 生涯学習課 TEL 0968-78-0053
<新型コロナウイルス感染症に関する相談>
熊本県新型コロナウイルス感染症専用相談窓口(コールセンター)
TEL 096-300-5909(24時間対応)
<からだの健康・こころの不安に関する相談>
長洲町保健センター すこやか館 TEL 0968-78-7171