10月15日（木曜日）、長洲小学校の4年生（33人）に金魚学習が行われました。これは、学校の「総合的な学習の時間」の授業で地域についての学習を行っていて、町内4小学校の児童が、金魚すくい体験や、金魚の歴史や特徴・飼い方などを通して、金魚に慣れ親しむことで、長洲町の伝統産業である金魚について関心をもち、長洲町の魅力を発見してもらえたらと思い、町養魚組合の協力を得ながら実施しているものです。

　この日は、2時間目・3時間目を使い、町養魚組合の松井 一也組合長、島﨑 龍治さん、松井 勝二郎さんをお招きし、金魚の系統図を基に、金魚の種類や特徴、なぜ長洲町に金魚が繁栄したのかなどの話を聞きました。金魚誕生には「ミジンコ」の存在があったということを学び、実際にミジンコを見ることもできました。また、町養魚組合の方々の熱い想いも知ることができ、子どもたちはとても貴重な時間となりました。

　学習後は、実際に金魚すくい体験を行いました。子どもたちは、「今年はコロナの影響で祭りがなく、金魚すくいができなく寂しい思いをしていたけれど、学校でまさかできるとは思わなかった。とてもうれしい。」「ポイに裏表があることを知らなかった。金魚すくい楽しいので、来年の祭りでしたい。」など感想がありました。

　今後は、10月20日（火曜日）腹赤小学校、23日（金曜日）清里小学校、29日（木曜日）六栄小学校で行われます。