熊本県では、これまでより感染力が強いオミクロン株のBA.5系統等に起因する爆発的な感染拡大が続いており、去る8月2日には、「熊本BA.5対策強化宣言」を発令し、必要な時に必要な医療を受けられる医療体制を守り、社会経済活動を継続できるよう、県・県民・事業者が一丸となって対策に取り組むようにお願いがありました。
玉名郡市においても、47の診療・検査医療機関等を中心に、住民の皆様が安心できる医療提供体制の維持に努めてまいりましたが、本年7月に入り、特に3連休以降は、診療・検査件数の増加により、くまもと県北病院や地域の医療機関の医療提供体制がひっ迫し、一般外来の診療や入院を必要とする患者さんが入院できない事態が生じるなどの影響を及ぼしています。
これ以上の感染拡大や検査受診は、医療現場の負担を増大させるとともに医療提供や診療検査体制の崩壊を招きかねません。
これからお盆期間等を迎えますが、地域住民の皆様におかれましては、基本的な感染防止対策の徹底と、特に次のような医療機関への適正な受診について、ご理解とご協力をお願いします。
医療機関への適正な受診のお願い
● 発熱等の症状が軽い方は、平日の昼間の診療時間内の受診をお願いします。
● 無症状の方の検査目的の受診を控えるなど、医療機関に負担をかけないご協力をお願いします。
● 休日や夜間に救急外来の受診等に迷う場合は、電話相談窓口に相談をお願いします。
(子ども医療電話相談:#8000、夜間安心医療電話相談#7400)
● 職場からの要請等で、無症状の方が検査のみを希望される場合は、最寄りの無料検査場
(外部リンク)を利用してください。
● 濃厚接触者で無症状の場合の検査については、外出制限が明けるまで待機し、制限解除後に最寄りの無料検査場
(外部リンク)や職場での検査を受けてください。
※無料検査場 熊本県ホームページ 新型コロナウイルスの無料検査について
(外部リンク)
令和 4年 8月 10日
玉名市長 藏原 隆浩
玉東町長 前田 移津行
南関町長 佐藤 安彦
長洲町長 中逸 博光
和水町長 石原 佳幸
玉名郡市医師会
会長 吉村 春雄
くまもと県北病院
理事長 山下 康行