3月29日(水曜日)、長洲町・熊本北部漁業協同組合・大学との産官学連携より行ったアサリ資源等の回復と干潟の環境保全に向けた調査・研究の成果を水産業関係者及び行政関係者等へ報告する干潟保全事業報告会を開催しました。
報告会では、まずはじめに福岡大学の渡辺教授より「ペレット状に加工したフルボ酸鉄シリカ資材による干潟浄化実証研究」についての報告があり、ヘドロの減少、あさりの資源回復、干潟の環境改善等が確認された成果や今後に向けた課題などについての報告がありました。
次に、徳島大学・鹿児島大学・西日本工業大学による「2022年度長洲干潟の環境保全・再生検討調査結果」についての報告があり、これまでの調査・研究の経過についての説明や今年度実施したアサリの生残調査の結果及び検証による課題と提案についてなどの報告がありました。
その後、長洲干潟の環境保全・再生へ向け活発な意見交換が行われました。
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熊本北部漁業協同組合 上田代表理事組合長 | 長洲町 中逸町長 | 多くの方が参加されました |
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報告を熱心に聞き入る参加者の皆さん | 福岡大学 渡辺教授 | 徳島大学 中西客員教授 |