Jリーガーや日本代表やオリンピック出場者など様々な分野で活躍している人が「夢先生」として小学校や中学校の教壇に立ち、「フェアプレー精神」や「夢を持つことの素晴らしさ」、「それに向かって努力することの大切さ」、「失敗や挫折に負けない心の強さ」を子どもたちに伝えています。
今年度も、「Zoom」で夢先生と各学校をつなぐ「夢の教室オンライン」を実施しました。
長洲町では昨年に引き続きオンライン授業でしたが、教室等には安定したインターネット接続環境があり、スムーズに実施することができました。
モニター越しに現れた夢先生に対し、最初は緊張した様子を見せていた子どもたちでしたが、夢先生たちは時間いっぱい子どもたちに語り掛け、あたかも教室内で会っているかのように感じられました。
子どもたちは配布された「夢シート」に書き込みながら、自分の夢についても考え、多くの子どもたちが夢先生の前でそれを発表しました。
11月8日(月曜日)長洲中学校 夢先生:金澤 慎(サッカー)
2002年には、クラブ初のプロ契約選手として大宮アルディージャに昇格し、開幕戦でプロデビューを飾られました。リーグ戦J1、J2の通算出場は361試合。現在は大宮アルディージャのスクールコーチをされています。
夢先生は、自己紹介や、自分が小学生だったころのこと、そして夢に向かって努力を積み重ねてきたことなどを話されました。
11月9日(火曜日)腹栄中学校 夢先生:安永 聡太郎さん(サッカー)
幼少期にサッカーを始め、静岡市立商業高校時代に全校高等学校サッカー選手権大会優勝など6度の日本一に輝き、日本代表に選出され、FIFAワールドユースに出場。高校を卒業し、横浜マリノス加入されました。1年目から主力として活躍、リーグ優勝に貢献。翌年はスペインに移籍し、帰国後横浜Fマリノス、柏レイソルに所属。2005年シーズン終了後に選手生活を引退。現在は、JFAこころのプロジェクトの夢先生やサッカー解説者として活躍し、子どもたちが語る自分たちの夢について、真剣に耳を傾けてくれました。
11月10日(水曜日)六栄小学校 夢先生:今浪 隆博(野球)
幼少期に野球を始め、高校2年の夏と3年の春に甲子園へ出場。進学した明治大学では、東京六大学野球リーグ戦などで活躍されて、2006年の日ドラフト会議で日本ハムファイターズから指名を受けて入団され、内野手として活躍されました。2014年に東京ヤクルトスワローズに移籍。2016年以降は、けがや病で出場が減り、2017年シーズン終了後に現役を引退され、現在は、JFAこころのプロジェクトの夢先生と活躍されています。
夢先生は、同級生の言葉に助けられたから、夢が叶えるための努力ができたと話されました。
11月11日(木曜日)清里小学校・腹赤小学校 夢先生:トーマス サリーさん(アナウンサー)
高校時代にファッション誌の専属モデルを務め、大学在住中にはファッション誌やテレビコマーシャルなど大活躍。大学を卒業し、テレビに入社し、4年間活躍した後、退社。その後フリーアナウンサーとして活動を始め、ニュースやバラエティ番組への出演ナレーション、イベントでの司会など努めておられます。
夢先生は、つらかった思い出を語りながら、夢を叶えるための努力について話されました。
授業の中で児童たちは、ニュースの原稿を読みながら 発表をおこないました。