現在、中国の大気汚染が問題となっており、日本への影響が懸念されています。
中国の汚染された大気には、「PM2.5」という微小粒子状物質が含まれています。
【微小粒子状物質(PM2.5)とは?】
大気中に漂う物質で、粒径が2.5マイクロメートル(μm)以下の非常に小さいものを微小粒子状物質と呼んでいます。
【体への影響は?】
この物質は、粒が小さいことから肺の奥まで入りやすく、粒子表面に様々な有害物質が吸収・吸着されているため、健康への影響が懸念されています。
呼吸器系・循環器系に持病がある人は、外出を控えるようにして、外出時はマスク(鼻・口を覆う布部分が、きめの細かいもの)を着用することをお勧めします。
日本の環境基準は、「1年平均値15μg/立方メートル以下であり、かつ、1日平均値35μg/立方メートル以下であること。」となっています。
熊本県では、常時測定を行っています。
微小粒子状物質の測定値は、熊本県のホームページで速報値や集計値等が見ることができます。※二酸化硫黄、光化学オキシダントなどの測定結果も見ることができます。
熊本県の大気環境の状況(外部リンク)
熊本県では、平成25年3月5日より、1日あたりの平均値が1立方メートルあたり70マイクログラムを超えると予想される場合に注意喚起を実施することとしています。
注意喚起をいち早く知ることが出来るメール配信サービスも行われていますので、是非ご登録ください。
注意喚起の詳細及びメール配信サービスの登録方法については下記をご覧ください。
PM2.5(微小粒子状物質)に係るお知らせについて(外部リンク)