今夏も昨年にも増して猛暑日が続いており、全国各地ではこの猛暑による熱中症患者が急増しております。この時期は、祭りなどの地域の行事で外出される機会も多いことかと存じます。こまめに休息をとられ、また水分の補給も十分におこなっていただき、冷房なども我慢することなく活用され、体調を崩されませんよう、気をつけていただきたいと思います。

またこの異常なまでの猛暑により、全国的に急激な豪雨が頻繁に発生し、多くの被害が出ております。幸い長洲町におきまして、現在まで大きな被害は発生しておりませんが、現在、大型で強烈な台風が発生しており、今後も同様の規模の台風の発生が予想されていますことから、町としましても、あらゆる事態に対応すべく、防災体制の整備を進めてまいりますので、皆様におかれましても、災害への十分な備えをお願いします。

　8月10日に、隣の荒尾市にて「荒尾干潟水鳥・湿地センター」が開館しました。このセンターは、ラムサール条約に登録されている荒尾干潟の魅力を発信する施設として、環境省が整備したものになります。次代を担う子どもたちが、干潟についてこの施設で学ぶことで、この素晴らしい有明海を残すべく、保全活動に取り組んでもらうきっかけになれば、と心より期待しているところです。

　今後は、この「干潟水鳥・湿地センター」と長洲町の「金魚と鯉の郷」、そして玉名市や和水町、南関町、玉東町の観光施設を結ぶ「観光・学習体験ツアー」などの、周辺市町と連携した観光戦略を展開できればと考えているところです。

　8月24日には長洲町の夏祭りであります「のしこら祭」が開催されます。

恒例の「のしこ乱舞」をはじめ、重さ300kgの金魚みこしを使った「金魚みこしタイムトライアルレース」や「町民総踊り」のほか、今年は「牛深ハイヤ」保存会の皆さんによる踊りの紹介や、関島秀樹さんやLinQのステージイベントなど、多くのイベントが予定されています。祭りのフィナーレには約2,000発の花火が打ち上げられますので、最後までお楽しみいただければと思います。

当日は熱中症対策をお願いしますとともに、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

8月10日　荒尾干潟水鳥・湿地センター 開館イベント時の様子	8月24日開催　長洲町のしこら祭