腹栄中学校、長洲小学校の元校長で教育長を歴任された、前田哲之助先生が、高齢者叙勲「瑞宝双光章」を受賞され、1月31日（金）に中逸町長へ表敬訪問をされました。
　この、高齢者叙勲は、元校長で、長年にわたる教育への功績が特に顕著であった方が満88歳に併せて、政府の閣議で決定され受賞されるものです。
　前田先生は、昭和29年から平成4年まで長年に渡り教職を務められ、本町では、長洲中学校、腹栄中学校、長洲小学校に在籍されました。
　特に、昭和59年から平成元年まで腹栄中学校の校長として、当時、学校内での生徒、教職員の問題をPTAや地域住民、関係機関と対話を進め、「地域に開かれた学校づくり」に地道に取組まれ、学習面では県内トップクラスの成績を残し、生活態度では、警察や地域の協力のもとに教職員と生徒、保護者と関係性を深め、県教育委員会や県警察本部からも称賛されました。
　この日は、妻の洋子さんと役場を訪問され、中逸町長、平川副町長、戸越教育長がお迎えし、受賞の報告をされました。
　中逸町長が「この度の受賞、おめでとうございました。先生の教えが今も伝統となって学校に引き継がれています。今後も長洲町の教育のために頑張ってまいります。また、本町では、町史で平成史を編纂する予定です。先生の知識と経験のお力添えをお願いします。」と感謝を述べられました。
　前田先生は、「皆さんのおかげで頂くことができました。ありがとうございました。」と述べられました。