新年明けましておめでとうございます。
令和3年の輝かしい幕開けを迎えるにあたり、謹んで新春のお慶びを申しあげます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各種イベントの中止や延期などを余儀なくされ、厳しい行政運営となりましたが、これまで築いてまいりました、「定住・福祉・産業・教育」各分野の事業が着実に前進し、「まちづくり」の大木に成長したと実感した一年でもありました。
定住分野におきましては、長洲町営住宅(前浜団地)跡地出町地区に全11区画の住宅地の造成が完了し、活気あるまちづくりが出来つつあります。また、長洲町から南関ICを結ぶ道路の整備に着手するとともに、有明海沿岸道路の早期整備に向け、要望活動に力を入れてまいる所存であります。
福祉分野におきましては、33か所目の新しい介護予防拠点が下本区に完成しました。これからも各行政区で健康づくりを促進し、元気なまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
また、産業分野においては、コロナ禍の影響を受けた長洲町の伝統産業である金魚養殖業を支援するために、長洲金魚PR応援事業として、「金魚水槽セット」や「金魚すくいセット」を配布したところ、約300件の団体からご応募をいただきまして、感謝申しあげます。メディア等にも大きく報道していただき、広く長洲町のシンボルである金魚をPRすることができたと感じております。今後も金魚養殖業をはじめ、各種産業分野の経済復興に向けて取り組んでまいります。
教育分野おきましては、児童生徒1人1台にタブレット端末を導入し、子どもたちの学びの機会の環境づくりを実現していきます。
最後になりますが、本年も「大木」となりました長洲町のまちづくりがさらに枝葉を広げ、「住みたい・住んでよかった」と思えるような、皆様を魅了することができる事業を展開してまいりたいと考えております。皆様の変わらぬご支援とご協力をよろしくお願い申しあげますとともに、令和3年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申しあげます。
令和3年1月 長洲町長 中逸 博光