清里小学校の元校長で教育長を歴任された塩山 輝士 先生が、高齢者叙勲「瑞宝双光章」を受賞し、12月28日(月曜)に中逸町長、戸越教育長へ表敬訪問をされました。
この高齢者叙勲は、元校長で、長年にわたる教育への功績が特に顕著であった方が、満88歳に併せて、政府の閣議で決定され受賞されるものです。
塩山先生は、昭和30年から平成5年まで、長年に渡り教職を務められ、本町では、長洲中学校、腹栄中学校、清里小学校に在籍されました。
特に、平成2年4月から平成5年3月までの3年間、清里小学校の校長として、PTAや地域と一体となった勤労生産活動の推進に努められ、文部大臣表彰を受賞されました。
さらに、校舎の全面改築工事に伴い、教育環境の整備に努力精進され、同校の「美しい学校」づくりのため、花壇の設置、「一人一鉢運動」、菊づくり、小動物の飼育などを通して、児童に命の大切さや教育設備の充実に尽力されました。
この日は、妻のアイ子さんと役場を訪問され、中逸町長、戸越教育長が受賞の報告を受けました。
中逸町長が「この度の受賞、おめでとうございました。先生の教育方針が今も受け継がれています。これからも長洲町の教育のためにお力添えをお願いします。」と感謝を述べました。
塩山先生は、「皆さんのおかげで頂くことができました。大変ありがたいです。今は、コロナの状況が心配ですが、皆で乗り越えていきましょう。」と述べられました。