子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)予防接種のご案内 最終更新日:2022年7月8日 HPV(ヒトパピローマウイルス)とは 性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。 子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどの癌や尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。 子宮頸がんは、若い女性に多く、毎年約2,900人の女性が亡くなっています。 ヒトパピローマウイルスに感染しても、すぐに癌になるわけではなく、数年から十数年かけて進行していきます。 ワクチン接種の効果 HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。 ワクチン接種により、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐことができます。また、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果も示されています。 HPVワクチンの積極的な接種勧奨が再開しました! HPVワクチンは、平成25年4月から定期予防接種となっていますが、ワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛や運動障害が接種後に見られたため、国の専門家会議での議論等を経て、同年6月14日に国から接種の積極的勧奨を差し控えるよう通知が出されました。その後、国の審議会において、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことで、令和3年11月26日に通知が出され、積極的勧奨の差し控えを終了することとなりました。 接種勧奨が差し控えられたことで接種の機会を逃した方で、まだ3回の接種が完了していない方は、令和7年3月までの期間、公費での接種が可能です。(キャッチアップ接種) 個別通知に同封のリーフレットなどをよく読み、ワクチンの有効性とリスク等を十分にご理解いただいたうえで、体調の良いときに接種してください。小学6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)(外部リンク)小学6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)(外部リンク)【平成9年度生まれ~平成17年度生まれ】までの女性へ(外部リンク) HPVワクチン接種対象者 (1) 定期接種対象者 小学6年生から高校1年生相当の女子 ※町では、標準的な接種年齢である中学1年生以上の方に通知を発送しています。 (2) キャッチアップ接種対象者 平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性 ※令和7年3月まで定期予防接種として公費負担(自己負担は無料)にて接種ができます。 接種回数 3回 ワクチンの種類と接種間隔公費で受けられるHPVワクチンは2種類(サーバリックス、ガーダシル)あります。 接種するワクチンによって接種のタイミングが異なります。 (1)サーバリックス 2回目:1回目の接種から1か月 3回目:1回目の接種から6か月 (2)ガータシル 2回目:1回目の接種から2か月 3回目 :1回目の接種から6か月 予防接種協力医療機関 医療機関一覧は、下記PDFファイルをご確認ください。 協力医療機関一覧(エクセル:26.5キロバイト) 接種を希望する方は、事前に予約したうえで、予診票・母子健康手帳・健康保険証を持参して受診してください。 HPVワクチンを自費で接種した方へ HPVワクチンの積極的勧奨差し控えにより定期接種の機会を逃した方で、ワクチンを自費で接種した方に対し、接種費用を助成(償還払い)します。対象者 次のすべてを満たす方 (1)令和4年4月1日時点で長洲町に住民登録があること (2)16歳となる年度の末日までにHPVワクチンの定期接種を3回完了していない方 (3)17歳となる年度の初日から令和4年3月31日までに日本国内の医療機関でサーバリックスまたはガータシルを自費で接種した方 助成額 実費相当額(最大3回まで) 申請期限 令和7年3月31日まで 申請窓口 保健センター すこやか館