近年、全国的に梅毒報告数が増加しています。県内においても、今年1月から9月15日現在までの梅毒報告数は145人で、過去最多ペースで急増している状況です。
「梅毒」は、梅毒トレポネーマという病原体が性的な接触などによって感染する病気で、感染した後の経過した時間によって、症状や出現する場所が異なります。(詳しくは、 梅毒啓発チラシ(PDF:955キロバイト) をご覧ください)
早期の薬物治療で完治することが可能ですが、検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。時に無症状になりながら進行するため、治ったことを確認しないで途中で治療をやめてしまわないようにすることが重要です。また完治しても、感染を繰り返すことがあり、再感染の予防が必要です。
まずは、病気について正しく理解し、検査や予防に努めましょう!
厚生労働省HP(梅毒に関するQ&A)(外部リンク)