7月22日(土曜日)、上天草市大矢野町の「白涛地区」と「串地区」に建立されている「長洲漁民遭難の碑」へ長洲町教育委員会から環境美化作業のため訪問しました。
この慰霊碑は、明治26年10月13日に190隻余りの船に約380人の漁師がアミ取りに出漁したところ、翌14日に突然の暴風雨に襲われ、船が転覆して多くの漁師が遭難し、各地の海岸に遺体となって打ち上げられ、大矢野の「白涛地区」と「串地区」にも流れ着いた際に、地元の方々が遺体を収容し、手厚く埋葬され慰霊碑も地元の浄財により建設、維持管理していただいているものです。
また、毎年2月には、慰霊碑の管理等をしていただいている両地区の区長の方へ訪問し、当時のお話しをお聞きしながら、お礼のため訪問をしています。
長洲町の新山墓地にも「海難碑」として、この悲しい出来事を伝え、お亡くなりになった方々のご冥福を祀るため、321人の名が刻んであります。
【白涛地区】
【串地区】
【串地区 美化作業の様子】