町の概要最終更新日:2025年03月10日
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JR九州鹿児島本線が北西から南東に町を走っています。また、海上は長洲港と長崎県の多比良港とを結ぶ有明フェリーが運航しており、交通の便に恵まれています。有明海の恵みを受け温暖で暮らしやすい気候のもとで、豊かな自然と、工業地帯が共存する町として発展しています。
町の歴史
長洲町は、古くは有明海に突き出した細長い洲で、漁業者の目標地あるいは前進基地として栄えてきました。慶長12年、肥後藩主・加藤清正公、寛文4年、肥後藩主・細川綱利公による干拓事業によって、現在の広大な水田地帯が形成されました。現在の長洲町となったのは、昭和30年旧長洲町と旧清里村の一部が合併、翌31年旧六栄村と旧腹赤村が合併し腹栄村となり、更に32年旧長洲町と旧腹栄村とが合併し、長洲町と称し現在に至っています。
町の位置、地勢
本町は熊本県の北部に位置します。西南部は有明海に面し、遠くに雲仙を望みます。北部は荒尾市、大牟田市に隣接しています。東部は小高い丘陵地でみかんや梨の果樹栽培が行なわれています。海岸線から町中央部一帯にかけて水田が広がっています。有明海の干満の差は大きく、干潮時には約2kmにも及ぶ干潟が現われます。また、のり養殖などの漁場にもなっています。町章
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円は、平和協調を表し、中心の横線は造船の町、長洲を表すために船を形どり、あわせて町の発展を願って先太りにしました。構図は、長洲の「ナ」を図案化したものであり、古来「千鳥が浜」の地名にちなんで千鳥を表現しました。また描きやすいことが親しみやすいことであり、円と三角で単純化しています。
町の木(くろがねもち)
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第36回全国植樹祭を記念して、活力ある、かおり高い文化産業都市づくりをめざす長洲町にふさわしい町の木を制定しました。郷土美に対する町民の意欲を高めるためです。
(解説)関東以南の暖地の山に自生しています。高さ10m位で、モチノキに似ています。春に、淡紫色の小花を散形状につけ、開花後、球状の赤い実を結びます。樹皮からトリモチがとれ、ゴムの代用にも利用されます。
町の花(金魚草)
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第36回全国植樹祭を記念して、活力ある、かおり高い文化産業都市づくりをめざす長洲町にふさわしい町の花を制定しました。郷土美に対する町民の意欲を高めるためです。
(解説)ゴマノハクサ科の多年草で、地中海沿岸部が原産です。筒状の花弁の先がそり返ったおもしろい形をしていることから、金魚草、スナップ=ドラゴンの名で親しまれています。
長洲町民憲章
1、自然を大切にし、美しい町をつくります。
1、すこやかな家庭を築き、いきいきした町をつくります。
1、教育を重んじ、心豊かな町をつくります。
1、きまりを守り、明るい町をつくります。
1、勤労を尊び、栄える町をつくります。